皆さん、化粧水や乳液などのスキンケア商品は、どこに保管していますか?
基本的に、スキンケア商品の保存は「常温」で保存すると思いますが、中には「冷蔵庫」で冷やして保存している人がいるのではないでしょうか?
冷蔵庫で保存すると、化粧水がひんやりして夏場は特に気持ちが良いですよね(ノ)・ω・(ヾ)
けれど、「スキンケア商品って冷蔵庫で保存しても大丈夫なの?」と思う人がいると思います!
そこで今回は、スキンケア商品は冷蔵庫で保存しても大丈夫なのか・正しい保管方法について書いていきます!
どうしてスキンケア商品の冷蔵庫保管をするの?
お砂糖も以前、化粧水を冷蔵庫で保管をしていました。
と思ったのがきっかけでした。
実際に冷蔵庫で保管したスキンケア商品を使った感想は、
- ひんやり気持ちがいい
- 毛穴が締まったように感じる
- 化粧崩れが気にならなかった
です。暑い季節には気持ちがよく、またやりたいと感じるほど!
ひんやりしているので、毛穴もキュッと締り、毛穴が目立たなく感じました。
お砂糖は普段、鼻周りが少しヨレる時があるのですが、毛穴が締まったおかげなのか鼻周りのヨレが気にならなかったんです!
化粧水などを冷蔵庫で保管している人も、同じ理由なのかなと思います。
けれど、化粧水などのスキンケア商品を冷蔵庫に保管するのは正しいのでしょうか?
化粧水などの冷蔵庫保管はNG
結論から言いますと、冷蔵庫保管はNGです!
化粧水などを冷蔵庫に保管している人は、こう考えている人が多いと思います。
- 冷蔵庫保管のほうが長持ちする!
- 毛穴が締まる!
けれど、この2つどちらとも間違った考えなんですね(´・ω・`)
冷蔵庫保管でも長持ちはしない
冷蔵庫保管は、化粧水など長持ちさせるのではなく、むしろ劣化させてしまうんです。
基本的には常温での保管を前提に作られているため、急激な温度変化で、成分の分離などの劣化を起こします。
菌の繁殖を抑えるという良い効果もあるようですが、菌をなくす訳ではありません。
1度開封したものは、常温保管でも冷蔵保管でも、必ず劣化すると考えて下さい!
浸透しにくくなる
冷蔵庫保管していた化粧水を使うと、「毛穴が締まる!」と感じますよね。
確かに、ひんやりとして毛穴をきゅっと引き締める収れん作用が期待できますが、反対に化粧水がお肌に浸透しにくくなります。
その浸透率は、常温の化粧水の半分にまで下がるそうです!
化粧品は、常温の方が浸透しやすく、効果が高いと言われています。
収れん作用は期待できても浸透しにくいのは、お肌が乾燥したり化粧水の効果を薄めてしまうんですね(´・ω・`)
結晶化して肌を傷つける
化粧水など冷蔵庫で保存をすると、中の成分が結晶化します。
この結晶は常温に戻せば溶けるけれど、結晶が残っていた場合、お肌を傷つける可能性があります。
毛穴を締めたりなど、効果があるように感じますが、実はお肌にあまり良くないんですね(´・ω・`)
正しい保管方法
パッケージの裏には大体、「高温多湿を避け、直射日光が当たらない場所に保存してください。」と記載されていると思います。
ということで、ドレッサー・洗面台の棚・クローゼットなどの収納場所で日光が当たらず、気温が上がりにくい場所がおすすめです(ノ)・ω・(ヾ)
長い期間冷蔵庫で保存したものは、常温に戻しても使用できない場合がほとんどです。
急激な温度差で雑菌が繁殖するので、肌荒れの原因に繋がります。できれば使用は止め、違うものでスキンケアをしましょう!
ちなみに、特別に冷蔵庫で保管が可能なものがあるのはご存知ですか?(ノ)・ω・(ヾ)
それは「オイルフリー」の化粧品です。油分と乳化されていないものなら分離の心配がないので、冷蔵庫での保管ができると言われています!
ただし、結晶化を防ぐため紙などで包んで保存しましょう。
お肌に良いと思っていたのに、実はお肌に悪かった
お砂糖もそうでしたが、スキンケア商品を冷蔵庫に保存している人は多いと思います。
毛穴を引き締める効果は期待できますが、商品の効果が薄くなったり、お肌を傷つけたりなど実はお肌には良くないんですね。
スキンケアは常温で保管したもので行って、美肌を目指しましょう(`・ω・´)